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NIKEからブランディングを学ぶ説

初めまして。新入社員の勇希です。今まで洋服のデザイナーを生業としてきました。心機一転新たな挑戦として未知なる世界、ブランディングデザインカンパニー・(株)アルファー企画に入社しました。デザイナー時代にもいくつかアパレルブランドを担ってきましたがよく勝手に勉強させていただいたのがビックカンパニーのNIKE様です。いちファンとしてスニーカービジネスやマーケティング、ブランディング戦略等を学ばさせていただいておりました。

NIKEから学ぶ、ビジュアルプラットフォームを駆使したブランディング戦略

ビジュアルコンテンツの最大の利点とは「イメージ」を伝える媒体として非常に優れている点である。この特性を活かし、ビジュアルプラットフォームを駆使して、自社のブランドイメージを訴求していくマーケティング手法が注目を集めている。

ナイキは、斬新なデザインのスニーカーで世界中の若者に人気となり、Apple社とコラボして商品開発するなど、巧みなマーケティング活動を展開している。カラフルなスニーカーを数多く世に送り出し、「ファッショナブル」なイメージもある企業であるが、よく考えるとスニーカーは「運動靴」である。もともとは決して派手な商品ではない。

NIKEのビジュアルプラットフォーム活用事例

同社のInstagramのページを見てみると全体的には、アスリートの写真が多い。これらのコンテンツは、彼らがナイキのスニーカーを履き、身体能力を最大限に活かす姿を印象的に映し出している。自社商品のブランド・アイデンティティーを、華美に装飾することなく、シンプルに表現しているのだ。

NIKE/Instagram

一方、同社のPinterestのページは少し趣向が異なっている。Instagramと同じようにアスリートの写真も載っているが、カジュアルな雰囲気のイラストも掲載され、気軽にPinできそうなコンテンツ集となっている

NIKE/Pinterest

ビジュアルプラットフォーム活用の成功要因として、[自社の原点がぶれない][複数のプラットフォームやメディアを上手く活用している]があげられる。

「アスリートのパフォーマンスを向上させる」という自分たちのビジネスの原点を、力強く見せている。人々がナイキに対して抱く「ファッショナブル」なイメージに乗っかって、「カラフル」で「トレンディ」なページを作るのではなく、商品の「原点」をダイナミックに表現しようとしている。

又、プラットフォームを上手く使い分けている。Pinterestでは、そのプラットフォームのデザイン上、「クールさ」を表現しにくいが、Instagramで「クールさ」を訴求している。

ビジュアルコンテンツ活用の要はあなたの企業のブランドイメージ(原点)を定めることから始まる。

あなたの企業が消費者に抱いて欲しいイメージとは何だろうか?

この問いを明確にした上でビジュアルプラットフォームを活用すれば、きっとブランディング効果を獲得していけるはずである。

全くの余談だがNIKE SB(ナイキSB)とJORDANブランドのコラボからレイカーズカラーの内側にシカゴ・ブルズカラーを忍ばせた「AIR JORDAN 1 OG(エアジョーダン1 OG)」が今週末5月25日に発売!

争奪戦必須のアイテム間違い無し!!

アルファー企画のコンセプトページ
http://www.alpha-planning.co.jp/branding/

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